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映画・テレビ

2008年6月 6日 (金)

ナウシカ

なにげにテレビで「風の谷のナウシカ」を観る。いや、もう何十回となく観たんだけどね。でも今回は今までとはまた違う印象を受けた。なんというかこれまで肌身で共感できなかった部分が多少なりとも咀嚼できた気がする。最近NHKスペシャルの「北極大変動」や映画「デイ・アフター・トゥモロー」を観て人間なんざ自然の前ではちっぽけな存在だなぁとしみじみ感じたせいかもしれないが・・・。

一方でペジテやトルメキアの言い分も理解出来ないではない。いや、実際その時代の当事者の視点に立たないとコトの善悪の本質なんて分からんよ・・・後世から振り返ってどうこう言うのはある意味結果論だしね。とにかく映画の表面に出てこない部分を含めて非常に深い世界観だと改めて感じた。

40目前のおっさんが今さら何を言っとるか?我ながらそう思わないでもないが、この気持ちは数ヶ月前に「ルパン三世 カリオストロの城」を観た時も同様なんだよね。宮崎駿恐るべし・・・そう思った。

2007年11月20日 (火)

時代の年輪

私が日曜日の深夜に割とよく見る番組に「NHKアーカイブス」がある。過去のNHKの膨大な放送記録から厳選された番組が放映されるのだが、いずれも見ごたえがある。ちなみに先日の日曜日の放送は以下の2本だった。

■人間列島「みちのくの椰子の葉陰で」(1971年放送)
■ETV特集 「外人部隊のYUICHIROへ」(1998年放送)

前者は映画「フラガール」でおなじみの福島県いわき市。炭鉱の町から観光の町へ転換を図ろうとするとする住民の苦悩が描かれているが、なにより1971年当時の風俗、町並みが印象的だ。40代以上の方であれば懐かしく感じたんじゃないかな。でもたかが35年ほど前のハナシなんだよね。なんだか随分昔のように感じてしまう。

後者はフランスの外人部隊に入隊した息子とその両親の苦悩がテーマ。四国愛媛の片田舎に暮らす両親にしてみればまさに青天の霹靂だ。若い時の思考ってのは老成した人間からは説明がつかないこともある。ただ、外人部隊という選択は単に「海外を放浪して見聞を広める」のとは訳が違うからね。「人生40まで生きれば儲けもの、後はオマケ」という当時の息子さんの発言は、お父さんのいう「刹那主義」という言葉がぴったりだ。

あと、この番組の面白いのは最後にキャスターの加賀美さんが番組中の登場人物の現況を教えてくれる点だ。外人部隊に入隊した彼も無事生き残り、現在は郷里で働いているそうだ。よかった・・・これが聞きたいがために最後までこの番組を見たんだ。