2012年5月 1日 (火)

HUNTER×HUNTER 30巻

キメラ=アント編終了。長期休載に入った時はコレをいったいどう纏めるんだ?と危惧したが、まずもってキレイに完結したといえる(ゴンのピトー瞬殺はアレだが・・・)。

一つには王をして「個の極致」と言わしめたネテロ会長の奮戦に尽きる。いかなる状況であれ楽しむ主義の会長だが、アリ討伐というミッション完遂の一線は身を挺して守った。

そしてもう1つは王メルエムとコムギとの関係。あれほどの戦闘力を持つ王が軍儀(将棋の亜種)でコムギに全く勝てないという設定もイカスが、新手を巡る攻防は一芸に秀でソレに命を懸けている彼女の気概とあいまってシビれた。そして9ページに及ぶ王とのコムギの会話のみのシーンも見事だ。

ネテロ会長とコムギ・・・二人とも王に出会えてよかったという感謝の念を持ちつつ死んでいった点は単なる偶然ではあるまい。

2012年4月 2日 (月)

蒼の英雄 -Birds of Steel-(飛龍の運命)

アメリカ側のヒストリカルキャンペーンでまず詰まるのが、「ミッドウェー海戦」2つの目の「飛龍の運命」ではなかろうか?以下私的攻略法を公開しよう。

まずは零戦との空中戦だが、ここは後部機銃で後ろから襲い掛かる零戦をひたすらさばくしかない。零戦は10機程度はいるので、おそらく味方機が1機やられるか、良くても被弾は免れないだろう。

Blog120402_1(零戦は次から次へと襲い掛かってくる)

問題は次の飛龍への爆撃。私の場合どうにも急降下爆撃の投下タイミングが掴めず、初回のアタックを逃し旋回し再アタックしようとしてやられるパターンが多かった。なにしろ一度敵艦隊の中に入れば艦砲と戦闘機が入り乱れ満足な攻撃は困難極まる。

そこで考えたのが特攻被弾してフラフラの自機ならばいっそ爆弾落としながら飛龍の甲板に突っ込んだ方が早い(笑)。あとは残った味方機で生還のみを考え、ひたすら逃走。

Blog120402_2 (最初のアタックが全て)

ただ、ここでもかなりしつこく零戦が追いすがってくるので、後部機銃で払い落とす必要がある。ただ機銃に専念するあまり直線的な飛行を続けると艦砲の餌食になるので注意が必要。

Blog120402_3 (画面右下が炎上する飛龍。ここからは零戦との戦いだ)

以上、人を人とも思わぬ作戦なので、腕の達つ人は普通に爆撃を成功させてください。

2012年4月 1日 (日)

バイナリードメイン

個人的に名越氏の絡んだ作品は初体験となるが、SF型対ロボットTPSという意味では同じセガの「ヴァンキッシュ」を超えるものではなかった。まぁ何しろTPSとしてのコアの部分がお世辞にも完成度が高くないので致し方ない。また、だだっ広い建物に敵がロボットだけというパターンが延々と続くので正直飽きてしまう。

ただ、クロサワとかチャールズとか男臭いキャラが多いのは個人的に好きだね。声優も著名人(竹中直人、松方弘樹、武井咲)を多用しつつも要所はプロ(山寺宏一、岩崎征実)で固めてるので安心感がある。

ストーリーも一本道なので、装備のカスタマイズとかミニゲーム等の脇道要素があればもう少し楽しめたかもしれない。

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2012年3月20日 (火)

サプライズ

先の日曜日、昼寝から覚めると子供たちがいない。聞けば公園に遊びに行っているとのこと。雨上がりにアイツらアホか?とつぶきやきつつゲームに興じていると家に戻ってきた。

手にはプリンだのゼリーだのスイーツが盛りだくさん。何事かと尋ねると、私たちの結婚記念日のお祝いに結構遠くのシャトレーゼまで歩いて買ってきたそうだ。

う~ん・・・結婚記念日なんて完全に忘れていた。でも、なけなしのお小遣いをはたいてお祝いを買ってくれたその気持ちと手作りのメッセージカードはやっぱり嬉しい。

聞けば道中、スーパーのトイレに寄ったり、公園にも寄ろうとしたが、雨上がりで濡れていて断念したとか、四女(5)が転んで持っていたクリーム付きのプリンが原形を留めていなかったりとか色々と冒険話を聞かせてくれた。

「子は宝」・・・これはやっぱり真理だね。

(申し訳ないのでお菓子代の9割は返還しました)

Blog120320_1(長女(10)のメッセージカード)

Blog120320_2 (四女(5)のメッセージカード)

2012年3月 4日 (日)

センゴク天正記(鳥取城攻防戦)

ヤングマガジンで連載中の漫画「センゴク天正記」で数ヶ月に渡り描かれた鳥取城攻防戦の幕が閉じた。

鳥取は学生時代から約10年間親が住んでいたこともあり、帰省のたびに一人で付近の城巡りをしていた。特に鳥取城は家から自転車で通える距離であったことから運動もかねてよく久松山の山頂まで登ったものである。

Blog120304_4_2(1997年撮影)

で、今回の鳥取城攻防戦。秀吉方から見ると竹中半兵衛亡き後の「新チーム秀吉」のデビュー戦といった位置づけになる。三木城攻めの反省を踏まえ海陸の水も漏らさぬ包囲網を敷き、わずか三ヶ月で落城に至らしめた黒田、石田らの若いブレーンの手腕が光った。

一方で鳥取城を守る吉川経家。内紛を経て毛利家から城代として派遣されたわけだが、そこが死地だということは誰よりも彼自身が分かっていただろう。本作では大柄で豪放な人物として描かれ、着任後数ヶ月で早くも士心を得ていた様子がよく分かる。

これまで鳥取城攻防戦をここまで取り上げた作品は私の知る限りなく、緻密な取材で吉川経家を魅力溢れる人物として描き切った宮下英樹氏に賛辞を送りたい。

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2012年2月25日 (土)

トロピコ4

ちまちまとプレイ中。前作から大規模な変更はなく、短期ミッションの要素や大臣制が追加されたり、建設物の種類が増えたりとマイナーチェンジ的な改編である。

キモとなる序盤の建設物の優先順も前作の経験があるのですんなり入れた。ある程度回り出すと楽になるものの序盤から中盤にかけては気を抜けないのも前作同様。

現在9番目のキャンペーンで頓挫中。初回選挙がどうにも勝てそうにないので選挙しなかったら暴動発生。2回目までは凌いだけど、3回目が発生した時は手勢もなくジエンド。そんな状況。

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2012年1月 9日 (月)

坂の上の雲(総括)

足掛け3年、全3部13回の大作が昨年末終了した。連ドラではないのでドラマオブザイヤーの候補外ではあるが、そのクオリティーは突出しており、司馬遼太郎の原作をドラマ化したNHKの気概が充分に感じられた。

映像へのこだわり、荘厳な音楽、綺羅星のようなキャスティングもさることながら、明治日本の躍動感や日露戦争の薄氷を踏む苦労がドラマを通して十二分に感じられる。正岡子規との親交、日本海海戦におけるT字戦法などもよく表現されていたが、このドラマの山場はやはり旅順攻略戦だと私は思う。

児玉源太郎(高橋英樹)が第3軍司令部に越権行為ともいえる進言をする以下の場面が印象的だ。

児玉「二つ、二〇三高地占領の上は二八糎榴弾砲をもって、一昼夜一五分ごとに連続砲撃を加え、敵の逆襲に備うべし」
参謀「二八糎砲をもって 一昼夜一五分間隔でぶっとおしに二〇三高地に援護射撃を加えよと仰いましたか?」
児玉「うむ、言うた」
参謀「となれば、味方を撃つ恐れがあります。恐れというよりその公算大であります」
児玉「そこをうまくやれ」
参謀「陛下の赤子を陛下の砲をもって撃つことはできません!」

上の「陛下の赤子」発言、よくも言えるなぁと思ったが、ここで児玉は烈火のごとく怒るのである。

「陛下の赤子を無為無能の作戦によって、徒に死なせてきたんは誰か!これ以上、兵の命を無益に失わせんよう、ワシは作戦転換を望んじょるんじゃ!」

「援護射撃は、なるほど、玉石ともに砕くじゃろう。じゃが、その場合の人命の損失は、これ以上、この作戦を続けて行くことによる、地獄に比べれば、はるかに軽微じゃ!」

「援護射撃は危険じゃっちゅうその手の杓子定規の戦略で今までどんだけの兵が死んできたんか…」

最後は児玉も目に涙をため、声を震わせながらの発言である。

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もちろん乃木軍が苦心惨憺していることは分かる。だが、この場合結果が出なければ何の意味もなく旅順攻略の第三軍どころか大陸で展開する数十万の兵、ひいては日本全体の存亡がかかっていることを第三軍の参謀は理解していない。

児玉が旅順に向かう列車の中で要塞攻略で戦死した兵の墓標を線路沿いに並べていることに対する不見識ぶり(投入される増援兵はコレを見て何を思うか?)を大庭中佐にぶちまける場面もそうだが、目の前の戦況に拘泥するあまり大局がまるで見えていない。

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作戦転換後の総攻撃でなんとか二〇三高地を奪取し、霧が晴れて旅順港が見えた場面・・・泥だらけの兵士がある者は白い歯を見せて抱き合い、ある者は嗚咽する場面はドラマ史上に残る名場面だと思う。

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2012年1月 8日 (日)

My Game of the Year 2011(大賞)

2011年のゲームオブザイヤーはスカイリム

実は本作が発売されるまでは今年は受賞作なしか?と危惧していたが、最後に選定対象となり得る候補が登場した。本作は2007年に受賞した「オブリビオン」の続編にあたるが、前作を上回るボリュームにまず驚かされる。

メインシナリオもさることながらサブクエストの分量が凄まじく、ちょっと寄り道したつもりが派生シナリオも含めて丸一日かかるなんてことも珍しくない。また登場するNPC達も個性豊かな面々にあふれている。

加えてプレイヤーの自由度は前作同様に高く、戦い方(剣or魔法)に加え生き様(所属勢力、悪行)までもがゲーム上で選択可能だ。元々正義のヒーローを指向していたが、いつに間にか盗賊組織に属して各都市で盗みを繰り返すなんて展開はこのゲームではままある話だ。

本作のスゴイ点この物量作戦を完遂したという事実にある。おそらくこうした作品を思い付くコトは誰でもできる。だが、それをこのボリュームで実現するとなると話は別で、物語の組み立てやデバック作業だけで想像を絶するパワーを要した事は想像に難くない。

加えて日本語ローカライズに際して字幕に加えて完全吹き替えを実現した点も見逃せない。本作の場合、書物なども含めるとテキスト量が膨大で、それを海外版とほぼ同時期の発売にこぎつけた事実は感嘆に値する。

以上、褒め過ぎた感もあるが、本作がオフラインRPGの現時点における最高峰だという事は疑いようのない事実である。

Blog120108_1(寒冷地主体だが、スカイリムの自然は美しい)

Blog120108_2(数多く存在するダンジョンも個性豊か)

2012年1月 4日 (水)

My Game of the Year 2011(候補作+優秀賞)

さて、恒例のゲームオブザイヤーだが今年は仕事の都合もあり、数は少なく以下の19作品の中からの選考となった。

XBox360(15作品)
メダルオブオナー
Mafia Ⅱ
ドラゴンエイジ オリジンズ
007 ブラッドストーン
クライシス2
ホームフロント
エルシャダイ
テストドライブアンリミテッド2
L.A.ノワール
エースコンバット アサルト・ホライゾン
The Godfather II
RAGE
Modern Warfare 3
バトルフィールド3
スカイリム

Wii(2作品)
太鼓の達人wii みんなでパーティ☆3代目
太鼓の達人wii 決定版

PSP(1作品)
タクティクスオウガ 運命の輪

その他(1作品)
たまごっちiDL

で、早速だが優秀賞5作品の発表。

ドラゴンエイジ オリジンズ
クライシス2
L.A.ノワール
Call of Duty Modern Warfare 3
バトルフィールド3

今年の場合、ゲームに費やせる時間が限られているので、どうしても知名度の高い作品を購入する結果となり、上記のようなカタイ選定となった。(実際、上記5作品のいずれも完成度は非常に高い)

2012年1月 3日 (火)

ドラマ オブ ザ イヤー 2011(大賞)

2011年の大賞はスクール!!。ゼネコンを辞めて小学校の校長先生になった男の物語。昔と比べて色々と縛りの多くなった今の学校教育に違和感を感じている人は少なからずいると思うが、そんな閉塞感を気持ちよく打ち破ってくれる作品だ。実際彼ほどの熱意がなければ教育現場の状況は変えられないと思うし、ずっと先生をやってきた人よりも外の世界に身を置いてきた人の方が適任だろう。

成瀬校長(江口洋介)の「この学校の生徒全員の父親になる」という気概とその裏に隠された亡き家族への想いが充分過ぎるほど伝わってくる良作。正直「マルモのおきて」と甲乙つけ難く最後まで迷ったが、微差でコチラを選んだ。

もう1つ。2011年の注目俳優を挙げるとすれば何といっても武井咲。ドラマとしては「大切なことはすべて君が教えてくれた」の出演のみだが、CM等を含めて今年に入って露出度急増。2012年も期待度大である。

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